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手塚治虫文化賞

手塚治虫文化賞(てづかおさむぶんかしょう)は、朝日新聞社が主催する、優れた漫画に授与する各賞の総称。

手塚治虫の業績を記念し、「マンガ文化の健全な発展」を目的に1997年に創設。選考委員として、業界の重鎮ではなく「現在の漫画をよく読む人物」が選ばれている点、選考委員の審査内容が公開される点が特徴である。

選考年の前年に発行され、読者・選考委員から推薦された単行本が対象(このため連載中の作品でも単行本が出なかったものは選考対象にならない)。審査員の投票による一次選考ののち、最終選考を経て各受賞作が決定される。選考委員の推薦・投票内容は公開される。

賞金・賞品

正賞と副賞が贈られる。正賞は造形作家・横山宏による鉄腕アトムをイメージしたブロンズの賞牌。

マンガ大賞 
正賞:ブロンズ像、副賞:200万円
年間を通じもっとも優れた作品に与えられる
優秀賞(第6回まで)
正賞:ブロンズ像、副賞100万円
大賞に準ずる優れた作品に与えられる。
新生賞(第7回以降)
正賞:ブロンズ像、副賞:100万円
斬新な表現、画期的なテーマなど新しい才能を示した作品に与えられる。
短編賞(第7回以降) 
正賞:ブロンズ像、副賞:100万円
短編、4コマ漫画、1コマ漫画などの優れた作品、作者に与えられる。
特別賞 
正賞:ブロンズ像、副賞:100万円
漫画文化の発展に寄与した人物、団体に与えられる。

選考方法

一次選考
マンガ関係者と一般読者からの推薦をもとに選ばれた選考対象作品に、審査員一人につき持ち点15点、1作品にひとり最大5点までの投票が行なわれる(点の振り分け方は自由)。上位の作品がノミネート作品となる。
最終選考
第6回までは1位~5、6位までの傾斜配点による審査員の投票により決定されていた。第7回以降は投票ではなく審査員の合議によって決定される。
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『グーグーだって猫である』ノミネート

以下の年で『グーグーだって猫である』がノミネート・受賞している。

第5回(2001年)

  • マンガ大賞:岡野玲子、原作:夢枕獏 『陰陽師』
  • マンガ優秀賞:しりあがり寿 『弥次喜多 in DEEP』
  • 特別賞:丸山昭(トキワ荘に集った多くの作家を育てた功績に対して)
  • 最終選考結果(得点):岡野玲子、原作/夢枕獏『陰陽師』(64点)、しりあがり寿『弥次喜多 in DEEP』(61点)、井上雄彦、原作/吉川英治『バガボンド』(56点)、三浦建太郎『ベルセルク』(43点)、大島弓子『グーグーだって猫である』(39点)、尾田栄一郎『ONE PIECE』(28点)
  • 備考:1次選考で最多得票を得ていた花輪和一(『刑務所の中』)がノミネートを辞退している。

選考委員:荒俣宏、石上三登志、いしかわじゅん、大月隆寛、岡田斗司夫、印口崇、唐沢俊一、呉智英、小松左京、斉藤由貴、里中満智子、三代目魚武濱 田成夫、鈴木光司、関川夏央、高橋源一郎、タケカワユキヒデ、鶴見済、長谷邦夫、荷宮和子、古川益蔵、フレデリック・ショット、村上知彦、夢枕獏、養老孟 司、米澤嘉博

第7回(2003年)

  • マンガ大賞:高野文子 『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』
  • 新生賞:小畑健、原作:ほったゆみ 『ヒカルの碁』
  • 短編賞:いしいひさいち (『現代思想の遭難者たち』『ののちゃん』など一連の作品に対して)
  • 特別賞:水木しげる(独創的な画業と長年の活躍に対して)
  • 一次選考結果(得点):高野文子『黄色い本』(26点)、佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』(15点)、小畑健、原作/ほったゆみ『ヒカルの碁』(14点)、今市子『百鬼夜行抄』(7点)、みなもと太郎『風雲児たち 幕末編』(7点)、大島弓子『グーグーだって猫である』(6点)、いしいひさいち『現代思想の遭難者たち』(5点)、たなか亜希夫、原作/橋本以蔵『軍鶏』(5点)
  • 備考:この回より最終選考が合議制となる。また優秀賞が廃止され短編賞と新生賞が新たに設けられた。

選考委員:荒俣宏、いしかわじゅん、香山リカ、呉智英、清水勲、関川夏央、マット・ソーン、萩尾望都

第12回(2008年)

  • マンガ大賞:石川雅之 『もやしもん』
  • 新生賞:島田虎之介 『トロイメライ』
  • 短編賞:大島弓子 『グーグーだって猫である』
  • 特別賞:大阪府立国際児童文学館
  • 一次選考結果:石川雅之『もやしもん』(24点)、吉田秋生『海街diary』(15点)、よしながふみ『大奥』(10点)、山本直樹『レッド』(6点)、柴田ヨクサル『ハチワンダイバー』(6点)、矢沢あい『NANA』(6点)、真鍋昌平『闇金ウシジマくん』(5点)、あさりよしとお『るくるく』(5点)、五十嵐大介『海獣の子供』(5点)、あずまきよひこ『よつばと!』(5点)
  • 備考:石川雅之は受賞時33歳で、井上雄彦(受賞時35歳)を抜き歴代最年少での大賞受賞となる。

選考委員:荒俣宏、いしかわじゅん、印口崇、香山リカ、呉智英、萩尾望都、藤本由香里、村上知彦

近年の受賞作品

第14回(2010年)

  • マンガ大賞:山田芳裕 『へうげもの』
  • 新生賞:市川春子 『虫と歌』
  • 短編賞:ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』
  • 特別賞:米澤嘉博(マンガ研究の基礎資料の収集と評論活動などの幅広い業績に対して)
  • 一次選考結果:三宅乱丈『イムリ』(10点)、尾田栄一郎『ONE PIECE』(9点)、いがらしみきお『かむろば村へ』(8点)、こうの史代『この世界の片隅に』(7点)、東村アキコ『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』(7点)、山田芳裕『へうげもの』(6点)、真鍋昌平『闇金ウシジマくん』(6点)
  • 備考:一次選考で2位だった尾田栄一郎(『ONE PIECE』)がノミネートを辞退している。

社外選考委員:印口崇、呉智英、竹宮惠子、中条省平、永井豪、藤本由香里、三浦しをん、村上知彦

第15回(2011年)

  • マンガ大賞:村上もとか 『JIN-仁-』、松本大洋/原作・永福一成『竹光侍』
  • 新生賞:荒川弘 『鋼の錬金術師』
  • 短編賞:山科けいすけ 『C級さらりーまん講座』『パパはなんだかわからない』などサラリーマンを描いた一連の作品に対して
  • 候補は作品名の50音順に、近藤ようこ『逢魔が橋』、山口貴由/原作・南條範夫『シグルイ』、村上もとか『JIN—仁—』、松本大洋/原作・永福一成『竹光侍』、山上たつひこ『中春こまわり君』、くぼたまこと『天体戦士サンレッド』、荒川弘『鋼の錬金術師』、杉本亜未『ファンタジウム』

社外選考委員:印口崇、呉智英、竹宮惠子、中条省平、永井豪、藤本由香里、三浦しをん、村上知彦

第16回(2012年)

  • マンガ大賞:岩明均 『ヒストリエ』
  • 新生賞:伊藤悠 『シュトヘル』
  • 短編賞:ラズウェル細木 『酒のほそ道』など
  • 特別賞:あの少年ジャンプ(東日本大震災直後、仙台市の塩川書店五橋店が譲られた1冊の「週刊少年ジャンプ」を回し読みに提供し、子どもたちに元気や勇気を与えた。マンガの持つ力に対して)
  • 一次選考結果:岩明均『ヒストリエ』(14点)、しりあがり寿『あの日からのマンガ』(10点)、羽海野チカ『3月のライオン』(9点)、末次由紀『ちはやふる』(7点)、諫山創『進撃の巨人』(6点)、いがらしみきお『I【アイ】』(6点)

社外選考委員:竹宮惠子、中条省平、永井豪、中野晴行、ブルボン小林、ジャクリーヌ・ベルント、ヤマダトモコ

第17回(2013年)

  • マンガ大賞:原泰久 『キングダム』
  • 新生賞:山本美希 『Sunny Sunny Ann!』
  • 短編賞:業田良家 『機械仕掛けの愛』
  • 一次選考結果:羽海野チカ『3月のライオン』(11点)、いがらしみきお『I【アイ】』(9点)、いがらしみきお/原作・山上たつひこ『羊の木』(9点)、荒川弘『銀の匙 Silver Spoon』(6点)、雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(6点)、押切蓮介『ハイスコアガール』(6点)、原泰久『キングダム』(5点)

社外選考委員:あさのあつこ、竹宮惠子、中条省平、永井豪、中野晴行、ブルボン小林、ジャクリーヌ・ベルント、ヤマダトモコ

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